催眠誘導の極意―さらに成功率アップ!「瞬間催眠術」もかけられる林 貞年
現代書林 刊
発売日 2006-07-14
願望実現はうつわを変えることから 2007-05-26
催眠誘導の理論と実際がコンパクトにまとまった内容の濃い良書。ラポール、アンカーなどNLPの概念と手法がかなり引用されている。
特に最後の章では、NLPではおなじみの意思とそれに反する潜在意識のブレーキのメカニズムを「うつわ」という日本的な概念で見事に言い表しているのに感動した。例えば、人間は自分の「うつわ」以上のものを得ることはできない。「うつわ」以上のお金を得ても、すぐ出て行ってしまうし逆に不幸になってしまうこともある。金持ちには金持ちのうつわ、大スターには大スターのうつわがある。だから、願望をかなえようとすれば、自分の「うつわ」から変えていかねばならない。
著者は、「うつわ」を広げるイメージを自己催眠により無意識にインプットすることにより、「うつわ」は飛躍的に拡げることができるがそれは容易ではないと言っている。「願望達成のマニュアル本にある自己暗示は確かに分かりにくいと思います。それは、大衆に対するアドバイスしかできないからです。成功するためにしなければいけない自己暗示やイメージは、人それぞれ違うのです。」
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